夏の実測値

今年の猛暑の中、実際にモデルハウスでの温度測定と

電気使用量と電気代がどのようになったか、

そのデータをご紹介したいと思います。

まず温度測定の結果です。

こちらは1Fと2Fの温度差ですが、8月13日〜15日の今年、

最も暑い時期の1時間毎の温度を記録したグラフです。
外気温は三田市の気象庁のデータで、実際の外気温とは

少し違うと思いますが、参考に引用しています。
2Fはこの家で最も気温が高くなるウォークインクローゼットの棚の上で、

1Fはエアコン運転の影響を受けにくく、気温が安定している脱衣室で測定しました。

 

この夏の間を通して言えることですが、1Fと2Fの温度差は大きい時で

1、5℃程度まででほとんど温度差はありません。
エアコンの性能が良いこともありますが、27℃のエアコンの設定で気温が

変化も26〜28℃の範囲でほぼ推移しています。

 

実際に住んでいるわけではないので、窓の開け閉めを行うことができない為、

このようにエアコンを連続運転する形で測定しましたが、

実際には夜の8時以降は窓を開けて冷気を取り込んで頂き、

朝8時頃に窓を閉めて外の暑い空気を入れないようにすると

昼過ぎまでは涼しく過ごして頂け、エアコンを使う時間も

夕方からの数時間で済む日が多いと思います。

こちらはモデルハウスの電気使用量と電気料金です。
生活をしていない為、家電品の使用はなく、

ほぼ照明とエアコンのみの使用です。

 

6月途中からのオープンで7月は土・日に照明とエアコンを使用し、

8月がほぼ24時間エアコンを使用した状態です。


6月と8月の差が照明だけの時とエアコンを

連続運転した場合の電気量の違いになります。
使用量で100kwh強、電気料金で3000円弱の差です。


また7月と8月の差がエアコンを必要な時だけ使った場合と

連続運転した場合の違いになります。
使用量で約60kwh、電気料金で1000円強という結果でした。

 

決して窓を閉め切って24時間エアコンを点けっぱなしにすることを

推奨しているわけではありません。
この結果を知っておくことで生活の仕方が変わり、住まわれる方が

工夫をすることでより快適に省エネな暮らしを実現して頂けると思います。

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