高性能賃貸住宅
私たちが考える高性能賃貸住宅とは、耐震性や断熱性、遮音性、耐久性、省エネ性など、建物の基本性能を大切にしながら、入居者の方が安心して心地よく、快適な毎日を省エネで過ごせる賃貸住宅です。
防音・遮音性

賃貸住宅における不満の中で、音の問題は常に上位に挙げられます。
特に木造賃貸住宅は、「音が筒抜け」「隣の生活音が気になる」といった、古い賃貸住宅のイメージから、木造というだけで敬遠されてしまうケースが少なくありません。
実際、木造賃貸住宅で高い防音・遮音性能を確保するには高い施工技術が求められ、コンクリート(RC)造と比べると難易度が高いのは事実です。なかでも上下階の音を抑えることは、施工面でも非常にハードルが高いのが現状です。
しかし一方で、隣戸との界壁部分における遮音性能については、適切な設計と施工を行えば、木造でもコンクリート造と同等レベルの遮音性を確保できることが分かっています。
そこで上下階の音の問題を根本から回避できるメゾネット型のテラスハウス(長屋住宅)を推奨し、コストを抑えながらも防音・遮音性に優れた音のストレスが少ない賃貸住宅を実現します。
省エネ性
省エネというと、エアコンや給湯器、LED照明などの高効率な機器や太陽光発電などの設備を思い浮かべがちですが、省エネで快適な住まいを実現するために最も重要なのは、建物自体の断熱性・気密性です。
設備だけを高性能なものにしても、建物の性能が不十分であれば、本当の快適さは得られません。
そのため、最低でも断熱等級6強、可能な限り断熱等級7レベルの断熱性能と、C値(隙間相当面積)1.0以下の高い気密性能を確保する必要があると考えています。
これは、長年にわたり注文住宅の建築に携わり、さまざまな性能の住まいを実際に体感してきた中で得た、「快適さの違い」から導き出した、私たちなりの結論です。
こうした断熱性・気密性をしっかりと確保したうえで、パッシブデザインを積極的に取り入れ、夏は軒や庇によって強い日差しをしっかりと遮り、冬は太陽熱を効率よく室内に取り込みます。これにより、エアコンなどの機械に過度に頼ることなく、年間を通して温度差の少ない快適な室内環境を実現します。
さらに、換気計画と暖冷房設備の空調計画を丁寧に行うことで、家全体を効率よく暖め、また冷やすことが可能になり、無駄なエネルギー消費を抑え、暖房費・冷房費の削減につなげます。
また可能な限り太陽光発電を搭載し、日中に使用する電力を住まいでまかなうことで、光熱費を大幅に抑えます。これらの取り組みにより、年間のエネルギー収支を実質ゼロとするリアルZEHレベルの住まいを目指します。
健康で安全
高断熱・高気密な住まいは、室内と外気の温度差を抑え、窓まわりなど室内で発生する結露を大幅に軽減し、カビやダニの繁殖を抑えます。
カビやダニが、アレルギー疾患や体調不良の一因となることは広く知られており、高断熱住宅に住むことで、アレルギー症状などの改善が見られたという調査結果も報告されています。
こうした住環境は人にとってだけでなく、室内で過ごす時間の長いペットにとっても大きなメリットがあります。家族全員が一年を通して安心して、健康に暮らせる住まいを実現します。
・安全な立地
住まいの安全性を考えるうえで、建物の性能だけでなく、立地条件も重要な要素となります。
ハザードマップでレッドゾーンに指定されている区域は、長期優良住宅の認定対象外とされており、これは国が災害リスクの高い地域での建築に注意を促しているためです。
こうした背景を踏まえ、災害リスクへの配慮が必要な区域を避け、安全性が高いとされる地域を選定しています。
・耐震等級3
住まいは、万が一の災害時に家族の命を守るシェルターであるべきです。特に地震の多い日本において、耐震性は欠かせない基本性能になります。
国の定める基準で最高等級である耐震等級3を確保することで、地震から命を守るだけでなく、震災後も住み続けられる住まいを実現するために重要な基準と考えています。

入居者の声
夜中に外の音で目が覚めることがなく、自然と眠りが深くなった気がします
「家って、こんなに温度差がないものなんだ」と驚きました。エアコンは一台だけなのに、廊下もトイレも寒くない
冬にお風呂に入ったり、夜トイレに行くのに寒いのを我慢する必要もありません
光熱費が思った以上に安く、布団も変える必要がなくなりました
浴室乾燥機がなくても洗濯物が室内干しでよく乾く
以前は冬になると布団を買い足していましたが、引っ越してからは不要になりました。